AIで普通の動画を3D動画に変換する







「AH〜〜〜〜やっと終わったZe〜…」

さて、部活部活〜

「まったく…虎鉄は授業中あくびばしすぎたい…」

ちょっとはまじめに授業受けんね。

放課後になった途端に元気になる俺を見て猪里が苦笑する。

「しょうがねえだRo〜?」

今日は三時間も現代国語が続いたんだかRa…

やる気でねえZe

「まあ、虎鉄は漢字が苦手やけん…」

あの先生は毎回漢字のテストさせるっちゃね…

「そうなんだよNa〜」

そんなことを話しながら昇降口に降りて来た時だった…。




ドギュン!!




何かがものすごいスピードで窓の外を駆け抜けていった。

な、なんDaなんDa!?

兎丸が追いかけっこでもしてるのKa!!?

バッと窓の外に顔を出すが、もう誰もいない。




「何、今の!?」

「何か横切ってったぞ!!」

「嘘ー…」




廊下にいた生徒達がざわめきだす。

隣にいた猪里も呆然として、

「な、何ね…今の…」

「HAHAH〜N…人みたいだったけどNa」

それにしてはものすごいスピードだったけDo…

結局、さっきの奴の正体は分からないまま、騒ぎを聞きつけた教師達によって

その場はおさめられた。

どうやらさっきのはただのいたずら、という事にされたらしい。

なんとなく釈然としなかったが、ここでどうこう言っていてもしょうがないので

俺たちはそのまま部活に向かう事にした。























「案外生徒だったりするんじゃないっすかね」

「わかんねーぞ。地球外生命体とか…」

「ええ!?それ面白そうだよぅ〜!探しに行こう探しにっ!!」

「と、兎丸君…落ち着いて…」

「…(汗)」

「とりあえず…見てみたいな…」





部室のドアを開けるとトンボがけを終えた一年生の面々がなにやら話し込んでいた。


「Yo!な〜に話してるんDa?」

「ほわっ!?バ、バンダナ!?…………先輩」

異様にびくっとする猿野。

そんなにバンダナって思いっきり言い切ってから先輩をつけられてもNa…

一年生達はこんにちは!といっせいに挨拶をする。(中でも兎丸が一番元気だったけど)

猪里が横からひょこっと顔を出して、

「あ、もしかしてさっきのことじゃなかと?」

「N〜?さっきのものすごいスピードで走ってった奴の事Ka…?」

その言葉に犬飼と話していたらしい辰羅川がピク、と反応した。

「虎鉄先輩達はご覧になられたのですか?」

「ああ、見たZe〜」

って言っても、きちんとは見てないけどNa

辰羅川は不審そうにして、

「きちんと見てない…?」

「あんまりスピードが速すぎたけん、ちゃんと見る暇がなかったっちゃよ」

ニコニコと答える猪里。

なかなか開放してもらえそうにないので、話しながらロッカーの方へ移動する。

「何と…先輩方の動体視力でもとらえられなかったとは…」

そうなんだよな。

俺たちは曲がりなりにも野球部なんだから、結構動体視力には自信あったんだけDo…

それだけ早かったってことKa?

…でも万が一生徒だったらどうなるんDa…絶対牛尾さんが黙ってねえZe?

…………野球部全員総出で探させられたりしてNa…。

「……………………嫌すぎRu」

う〜ん…と悩んでいると、突然部室のドアが勢いよく開かれた。

バタンッ!パタム…

…?

勢いよく開かれたわりには閉め方が丁寧だNa。

どうせ一年の誰かだろうと思ってそのまま着替えを続けていると、

「あ〜!やっぱりくんだ〜♪」

わーい!と兎丸のやけに嬉しそうな声がした。

…? 

もしかして、Ka?

クルリ、とドアの方を振り返ると兎丸に抱きつかれて苦笑しているの姿があった。

確か一昨日も来てたな…。

「よお、また来たのかちびっこ!」

「ちびっこ言うな!」

「君…私の記憶が間違っていなければ、貴方は前にもいきなり
ドアを開けて現れましたが…」

ドアが壊れますから、静かにお開け下さい

辰羅川が眼鏡をクイ、と上げながら注意する。

は申し訳なさそうに、

「あ、ごめん、今度から気をつける。…しかし…」

相変わらず、ナイスもみ上げだな、たっつん。

できればまたクイクイしたい位だ!

ぐっ!と親指を立てていい笑顔でそう言った。

途端に辰羅川はババッと両手でもみ上げをかばってから遠ざかろうとする。



ここまで怯えるなんTe……一体どんな引っ張り方したんだYo、…(汗)

そこへ犬飼がニヤ、と笑って辰羅川の両手をふさぎ、

「。とりあえず……思う存分やってもいいぞ」

「い、犬飼君までそんな―――!!?」

「犬飼ナイス!!さて、と…」

うろたえる辰羅川にが爽やかな笑顔を向ける。

その笑顔が何だか怖い気がするのは、俺の気のせいじゃないだろう…

「あ〜!僕も引っ張りたい〜!!」

「兎丸君まで何ならんでるんですか――――――!!!!」

パリン!と辰羅川の眼鏡が割れた。

「君も犬飼君も兎丸君も止めてくださいっす〜〜〜〜〜!!」

辰羅川クンをいじめちゃダメっすよ!!

子津が慌てて止めに入ると、はいやに爽やかに笑って、

「ははははは。いやだなネズッチュー。俺がそんなことするわけないだろ」

「「「「「嘘つけ―――!!!」」」」」

やる気満々だっただろうが!!?

ビシイッと周りの部員達からツッコミが入る。

はそれに可笑しそうに笑い、

「あー、やっぱ野球部ノリいいな〜」

その楽しくて仕方ない、という笑顔に、自然と周りの奴らからも笑いがこぼれる。

さっきまでいじられてた辰羅川も…。

「確かに、見てるこっちまで笑っちまうようんだよNa〜」

そのまま楽しそうに話し出す一年生達を眺めながら俺はポツリと呟いた。

猪里が不審そうに、

「ん?どないしたと、虎鉄」

「…いや、なんでもないZe☆」

と、それまで一年達と話していたが急にビクリ、と肩を震わせて、そろり…とドアの方を向いた。

どうしたのかと思って見ていると、そのままじりじりとドアから遠ざかって

こちらの方まで後退してくる。

な、何Da…?

「…虎鉄、このロッカー、使ってないよな…?」

こちらに目を向けないままぼそり、と突然問い掛けられた。

確かに、俺の隣のロッカーは使われていないが…

「あ、ああ…けDo、一体どうしたんDa?」

「ああ、ちょっとな…。と、皆、…悪いんだが、これから部室にくる奴らに、

俺はこの窓から逃げたって言ってくれるか?」

辰羅川が不思議そうな顔をして、

「君、誰かに追われてらっしゃるのですか?」

「実はそうなんだよな…」

ふはー、とため息をつく。

辰羅川がなおもいいつのろうとすると、またビクっとして妙に焦った声で、

「!?あ、わ、悪い!!もう説明してる時間がない。とにかく、頼んだっ」

バタム

ビシ、と片手を上げるとするり、と使われていないロッカーに滑り込んだ。

と、それから数秒もたたないうちにまた部室のドアが勢いよく開かれる。

こっ、今度は何Da!!?

ドアに目を向けた俺は硬直した。

なぜならそこに真っ黒いスーツに身を包み、これまた真っ黒いグラサンを

かけた男が二人、立っていたのだから… 






















(((((マ…マフィアな方々……!!!?))))) 





















……ほぼ全員が即座にそう思ったのは言うまでもない。

固まる部員達を気にした様子もなく、二人組みの片割れがス…と懐に手を入れる。

や、殺られRu…!?

ふっ、と思い浮かんだのはに初めて会ったとき、あいつが持っていた拳銃(手作り)

まさか、あいつ…銃の密造とか、そういうことさせられそうになっるんじゃ…

…ありえRu…

「お着替え中に大変申し訳ありません。失礼ですが、こちらにという人物がこられませんでしたか?」

「…He?」

予想に反して男が出してきたのは一枚の写真。

そこには誰かとまじめな顔で話しているの姿が映っていた。

…なんか、アングルが隠し撮り、みたいな感じだNa…

「え、ええ。この少年なら、確かにこちらにこられました。」

もみ…いや、辰羅川がクイ、と眼鏡を上げながら男達の前に進み出る。

「!?本当ですか!?で、どちらに…?」

「あの窓からすごい勢いで外に逃げていってしまいましたよ」

それを聞くと男達はお互いにコクリ、と頷きあって、

「ご協力、ありがとうございました。」

そう言って深々と一礼するとまるで風のように走りさっていった。

「な、なんだったんだ…?」

猿野がぽかん、として呟く。

「口調も物腰も丁寧でしたし…少なくとも、怪しい職業の方々ではありませんね。」

「そうっすね…。何だか威圧感があったっすけど」

「…見かけは怪しかったけどな」

「ま…そういうことは本人に聞いてみるのが一番いいNa」

俺はガチャ、との入っているロッカーの扉を開けた。

「ぅわっ…!!」

「!?」

ぼふっ

扉に寄りかかっていたのか、開けたとたんに俺の方にが転がり込んでくる。

とっさに抱きとめちまったGa…

何が悲しくて男と抱き合わなきゃならないんだYo…

「あー、悪い。助かった」

がには、と笑いながらそう言う。

そう素直にこられると対応に困るZe…。

「い、いや…元はといえばいきなりドア開けた俺が悪いんだSi…」

それを見ていた兎丸がぷぅ、とほっぺたを膨らませてこちらを睨みつけ、

「だめだよぅ虎鉄先輩!くんは僕の!!」

バッと俺の手からを放し、ぎゅうっと抱きつく。

「おいおい…いつから俺は比乃のになったんだ…」

物じゃないんだぞ〜?

は困ったように笑って比乃の頭をくしゃくしゃと撫でた。

…何かこいつは一年のフレッシュボーイ達に甘いよNa〜。

「あ、と、…ありがとな、あいつら上手くあしらってくれて」

「いえ。そんな事はよろしいのですが…彼らは一体…?」

辰羅川がそう聞くと、ぎくり、という音が聞こえてきそうな表情をして固まる。

N〜?何かあるのKa…?

途端に辰羅川の眼鏡がキラリ、と光った。

がそれを見て冷や汗をかく。

「ほう…何か、言えないような事でもおありですか」

「い、いや、そういうわけじゃ…」 

ないんだけどな…

そう言いつつも視線をそらす。

辰羅川はニヤリ、とまるでどこかの暗黒大魔王のように微笑んで、

「では、…話してくださいますね?」

「…………………………。」

は冷や汗をかいてしばらく考え込むようにじっとしていたが、突然には、と笑うと、 


























ダッシュ!!
















「ああ!?逃げた!!」

「お待ち下さい君!!まだ話は終わって…」

ボフン!

…………ボフン?

「何の話が終わってないって…?」

「「「「「しゅ、主将!?」」」」」

見ると相変わらずにこやかなキャプテンと蛇神先輩が立ている。

ドアを出たところでキャプテンにぶつかったらしい。

キャプテンはにっこりと笑顔を浮かべながら、しっかりとの腕をつかんでいた。

HAHAH〜N…(汗)

オーラが怖いっすNe、キャプ…

「っ主将!離して下さい!!」

じたばたするに困ったように笑いかけ、

「そうは言ってもね、君。君は何か大事な話の途中で逃げ出したみたいじゃないか」

だめだよ。話は最後までしていかないと。

「それは、そうなんですが…」

こちらにも事情と言うものがありまして…

ごにょごにょ言うの言葉に苦笑して、

「さて、どうしてこんな状況になったのかな?」

「えっとですNe…」







俺が事のあらましを説明するとキャプテンは驚いたように目を見開いた。

蛇神さんは…眉が少しピクリ、と動いてたからきっと驚いてたんだろう…と思う。

キャプテンが真剣な顔で少しの間考え込むようなしぐさを見せ、

「そうか…それはぜひとも理由を聞かないといけないね、君?」

「………我も是非聞きたい也」

ぼそり、と呟いたのは…蛇神さん…

…やっぱり気になってたんですKa…

いろんな意味で迫力のある二人に見つめられて、は困ったように、

「…黙秘権行使してもいいですか」

「だめ」

キャプ、即答。

しかもキラキラオプションがついてるZe。

は冷や汗を流しながらふ、と笑って、


ダッ…!


ああ!?また逃げTa!?

と思ったら、速攻でキャプテンに捕まってた。

今度は腕だけと言わず、首もがっちりと捕まれている。

一般の女子生徒なら泣いて喜びそうな状況だが…おそらくにとってはいい迷惑でしかないだろう。

キャプテンがいやににこやかなのがちょっと怖い。

キャプ…なんでそんなに楽しそうなんですKa…?

いつの間にか横にす、と蛇神さんもよってきて、

「「(君)」」

じたばたしていたはキャプテンと蛇神さんにダブルで名前を呼ばれて固まる。

「「話(せ・してくれるよね)」」

「……………………………………………………」

ああ…かわいそうNi、…

諦めたようにがっくりとするに、俺は深く同情した。













「さて…きっちり話してもらおうかな」

にっこり

ああ、キャプテン。

この状況でその笑顔は脅し以外の何物にも見えません…。






ちなみに今の状況。

部室にある机の手前にキャプテン、その横に蛇神さん。

キャプの目の前にはが座っている。

…正確には座らされている。

なぜならの周りを猿野達で囲んでいるから。

兎丸や司馬は心配そうにしていたが…







「やめてくれ…身長あるやつばっかで囲むのは…」

怖いんだよ!俺を上から見下ろすな―――!!!

辰羅川がクイ、と眼鏡を上げて、

「ですが、こうでもしないとまた逃げるでしょう、貴方は」

途端にギクリと固まる。

HAHAH〜N☆図星みたいだNa

お前はわかりやすすぎるZe!

辰羅川はそれを見てやっぱり、とため息をつき、

「いいかげん観念してください」

「観念って言ってもな…。大体、お前ら、なんでそんなに知りたがるんだよ」

聞いても絶対面白くないぞ?

「お言葉ですが、君。いきなり怪しげな男二人が部室にやってきて、しかもその目的が貴方だとなれば…」


気になるでしょう、普通。

はぽりぽりと困ったように頭をかいて、

「あー…そんなもんか〜…?」

弱ったなー…と呟くの背に俺はのしっとのしかかった。

………いや、なんとなKu

「そうだZe〜、。俺結構心配したんだからNa?」

「お、重い、虎鉄……って、心配…?何を?」

首を曲げて後ろにのしかかっている俺を見ながら、不思議そうに聞いてくる。

「……銃の密造、手伝わされそうになってるんじゃないか、とKa」

それを断って追いかけられてるんじゃないか、とKa

俺がそう言うと、はしばらく無言で俺を見つめたあと、

パッタリ

………机に突っ伏した。

その肩が小刻みに震えている。

「な…!?わっ、笑うなYo!!」

俺は本気で心配したんだZo!?

「ご、ごめ……。だ、だって、虎鉄…」

まさか、そんなこと、考えてたなんて

可笑しそうにそう言うと、目じりにたまった涙をぬぐいながら顔をあげた。

………思いっきり笑ってやがったNa、こいつ…

ぶっす――――〜、とすねているとがまだ少し笑いながら、

「悪かったって。俺のこと心配してくれたんだろ?」

ありがとうな

ぽふぽふと俺の頭を撫でる。

「………」

いきなりだったから、俺は少々驚いて固まってしまった。

いや、よくこいつは兎丸とかの頭撫でてたから、癖なのかなと思ってたんだけDo…

まさか自分がやられるとは思ってなかったZe

ましてや、……………………

「……………不覚、Da」

俺は思わずポツリ、と呟いた。

「…?何が?」

「いや、別Ni」

まだきょとん、としているから離れてそ知らぬふりをする。

目の前に座っていたキャプがくすくすと笑って、

「虎鉄君の言う通りだよ、君。僕たちは皆心配なんだ」

君に関しての事だから尚更、ね

周りの奴らもその言葉にコクコク、と頷いた。

は弱ったように頭をくしゃくしゃして、

「…それ言われたら、もう俺反論できませんよ…」

「おや。」

言われたキャプはそうかい?とさらに笑みを深くする。

これは絶対確信犯だNa…

俺は心の中でそっと苦笑した。

も同じことを思ったのかかすかに苦笑して、

「…分かりましたよ」

言っとくけど、聞いてもあんまり面白くないですよ?

「別にそんな事はかまわないさ」

はふ、と息をはいて、

「じゃあ、最初から話そうか」

みんなの視線がに集まる。 

「俺がここにくる前、イギリスにいたっていうのは話したかな?」

「い、いえ、初耳です…」

辰羅川は困惑気味に眼鏡をクイ、と上げた。

そこへ子津が思い出したように、

「…そういえばはじめて君にあった時、監督がちょろっと言ってたような気がするっす」

イギリス帰り、とか何とか…。

はには、と笑って、

「そう。よく覚えてたな、子津」

皆あの時固まってたから、覚えてないかもと思ったんだけど。

「あー…あの時はちびっこがエロヒゲの甥っていう方に衝撃を受けてたからな」

そういえばそんなことも言ってたなあ…

猿野も思い出したようにうんうん頷く。

「ちびっこって言うなよ…。」

「ねえ、どうしてイギリスに住んでたの?」

兎丸がぴょいっとに飛び乗りながら訊ねた。

「ああ…俺のじい様があっちの人だったから…。」

「ええ!?くんってハーフだったの!?」

「それもまた初耳だNa」

俺はヒュ〜、と口笛を吹く。

は苦笑して、

「いや、クウォーターだよ。ばあ様が日本人だったから」

「へえ〜!そういえばくんの目って深い蒼色だもんね〜」

えへへ、きれいな色〜♪

そう言って嬉しそうにの顔を覗き込んだ。

言われてみれば…の瞳はきれいな蒼色をしてる。

俺も反対側から兎丸のようにじいっとの顔を覗き込むと、は困ったように笑った。

「はいはい。だめだよ、二人とも。そんなに見つめられたら君が困るからね。……猪里君、司馬君。」

「ほら、虎鉄。はよ離れんね。が困っとるばい」

「………(コクリ)」

ひょいひょい。

キャプテンの鶴の一声によって俺達はそれぞれ猪里と司馬によってから離される。

っていうか、俺、兎丸と同じ扱いかYo!

「さて、続きをどうぞ、君」

「あ、はい。…実は、そのじい様に、問題が…」

「問題?」

キャプが不思議そうに聞き返した。

「ええ。彼は俺から見ても尊敬できる人だし、ちょっと無口で無愛想だけど優しい人だし

…何より、大事な肉親…なんですが…」

そこまで言って、はいったん言葉を区切り、

「ただ、ものっっっっっすごく…心配性なんです」

…今ものすごくのとこ、思いっきり強調したNa…

しかも、ベラボーに感情こもってるSi…

はふー、とため息をついて、

「それで、その心配性のじい様が雇ったのが彼ら…。彼らは、俺の























ボディーガードなんです」


















「「「「「「えええええ―――――――――〜!!!?」」」」」」

ボディーガードって!!?

よく重要人物とか護衛してるあの方々ですか!!? 



「ちょ、ちょっと待てYo。じゃあ別に逃げる必要なんかないんじゃないKa?」

俺が聞くと、はふ、と不思議な笑みを浮かべて、

「…あの二人がいて自由に行動できると思うか?」

「………………………」

確かNi

「街中を歩いててもいやおうなしに目立つしな…俺、あんまり目立つの好きじゃないし…」

「…昨日拳銃なんか突き出して思いっきり目立ってたじゃないかYo」

「や、あれは遊人さんがお金巻き上げてると思ったから、つい」

考えるよりも先に体が動いたんだよな

…この2人は、過去にいったい何をしてたんDa…?

「まあ、俺があいつらから逃げてた理由はだいたいこんなところだよ」

「…なるほど…そういうことだったのですね」

いやはや、あの方たちがボディーガードだとは…

辰羅川がふう、とため息をつきながらめがねを上げる。

ふと、兎丸が何かを思い付いたように、

「ねえねえ、くん。でも一昨日もその前もあのおじちゃん達、いなかったよね?」

どうして?

はには、と笑って、

「まいた。向こうもさすがにプロだから、一昨日は危なかったけどな」

でも結局今日はもう見つかりかけたし…そろそろやばいかな…

「ま、まいたって………」

プロのボディーガードをっすか!!?

子津が愕然としてそう言う。

「まじかYo…」

それで、息一つ乱してなかったってのKa!?

「ああ。こないだも今日も全力疾走だったよ…」

ふはー、と疲れたようにため息をついた。

「それでくん、一昨日あんなに疲れた顔してたんだ…」
 
兎丸が納得、という表情で頷く。 

はかすかに苦笑して、 

「何だ。気づかれてたのか。…比乃は鋭いな」

隠してたつもりだったんだけど…

そう言ってよしよしと兎丸の頭を優しく撫でた。

兎丸はとても嬉しそうにえへへ…と笑ってにくっついている。 

「懐いてるNa〜」

俺の呟きに猪里が笑って、

「兎丸も司馬も最初からに懐いっとったばい」

は優しいけんね。

「…F〜N…」

なんか、面白くねえNa

………………って、ちょっと待てYo!

さっき、こいつ全力疾走って言ったよNa?

「………………………まさKa…」

「?どないしたと?」

猪里が不思議そうに聞き返す。

「…猪里、って結構走るの速いよNa?」

「ま、まあ、そうやろね…」

プロをまけるぐらいやけん…たぶん結構どころの騒ぎじゃなかと。

俺は猪里の方を向いて、

「で、さっきまで追いかけられてたんだよNa…?」

俺たちが部室にくる前かRa。

「なんね、虎鉄、さっきか………………!?」

そこで猪里がはっとしたように目を見開く。

「まさか、さっきものすごいスピードで走ってったのは…」

「…だよNa?」

俺と猪里はコクリ、と頷きあって、

「、聞きたいことがあるんだけどNa」

「?何だ?」

「、もしかしてさっき、校舎の近くば走ってなかったと?」

「…??たぶん、走った…ような気がする」

追いかけられてた時にうっかり校舎側まで行っちゃって…

不思議そうに首をかしげるから、俺たちはふ、と反射的に目をそらした。

…こいつだ…

「…もしかして、その時、窓の近く通ったKa?」

「…通った、けど…。あ〜、そういえばあの時、窓から虎鉄らしきバンダナが

見えたような気がする…」

すぐに通り過ぎちゃったけど

「「………………」」

はい、決定。

やばいNa…こいつがあの犯人だとしたら、絶対キャプが黙ってNaい…

そんなことを考えながらちらり、とキャプのほうを盗み見るとキャプはなにやら

考え込むようにして口元に 手を当てている。

HAHAH〜N…(汗)

完っ璧にまずい展開だNa…

「…虎鉄先輩、猪里先輩…まさか、さきほど話題にのぼっていた方が、くんだと言うのですか?」

辰羅川がクイ、と眼鏡を上げて緊張気味に聞いてくる。

俺はふう、と息を吐いて、

「たぶん、そうだろうNa……」

「な、なんと…!!」

アンビリーバブルです…

まったくだZe

「まじかよ!?さっき言ってたのがちびっこのしわざ!!?」

「とりあえず、、お前…実はすごかったんだな…」

「ええ〜〜!?すごいや君!!今度僕と一緒に走ろうよ〜〜〜♪」

「…………///(コクコク)」

口々に感心したような声を漏らす部員達。

そりゃ、おどろくよNa〜

あのスピードは並じゃないZe?

が少し困惑気味に、

「でも、そんな皆が言うほどのことでも…」

「…………君」

ぽんっ

キャプがおもむろにの肩をたたく。

その顔には誰でも卒倒するような極上スマイルが…

「は、はい…?」

それに何か危険なものを感じたらしいがじり…と壁の方に逃げようとした。

が、思った以上にキャプの力が強かったのか、は逆にそのままグイと引き寄せられる。

キャプは笑顔のまま真正面からを覗き込み、

「校内競馬…いってみようか」

もちろん、ほかの部員達と一緒にね。

ものすごく嬉しそうにそういうキャプには

「………………………………………ラジャー」

の笑顔が少し泣きそうだったのは、きっと俺の見間違いじゃないだろう。


















back next 長くなってしまったので二つに分けました(汗)