AIで楽曲を楽器やボーカルに分離する
「…何しとんの?。」
「シー。気づかれるだろ?」
「十分めだっとる。」
メガヒットを食らわせろ!
「また悪戯か?」
「いえーす。おふこーす!」
「で?今日は誰に何すんの?」
「あれ?止めねぇの?」
「俺とお前の仲やないか。」
「いやんv嬉しい。」
「はいはい、で?」
「今日のターゲットは、例の様に例の如く、帝王ケゴ様だ!」
「…ようやるなぁ、お前。」
「本当はダンディズム榊にしようかと思ったんですがね?」
「やめとけ。」
「うん、止めた。」
「賢明な判断や。」
「せんきゅう。」
「…それで今回は何すんの?」
「罠作ろうと思ってます。」
「『思ってます』て…。」
「でもなぁ、何か面白可笑しくないんだよな。」
「何する気なん?」
「ケゴのもてっぷりを使ってみようかな。と。」
「具体的には?」
「STEP1。ケゴの鞄にあるモノを入れます。
STEP2。わざとらしくにならないよう、何気なくそれを発見させる。
STEP3。『又か』と言いつつも、にやけるケゴにそれをあけさせる。
STEP4。細かな罠がケゴを襲う!
STEP5。それを面白おかしく見学させてもらうという寸法さぁ。
なー?普通すぎてイマイチじゃねぇ?」
「……何入れるかによるんちゃう?」
「ああ、これ。(ゴソゴソ)」
「………。」
「どう思われますか?忍足侑士サン。」
(『ブツ』拝見中)
「…問題は角度やな。」
「やはりですか。」
「運は天に任せるんや。」
「神の御心のままに。ってか?」
「そういうこっちゃ。」
「俺運は良いよ?」
「なら面白い絵、見れるん違う?」
「期待します。」
いつものように授業が終わり、いつもの放課後が始まる。
大部分の生徒は自分の部活に行こうと、準備を始める。
テニス部部長、跡部景吾ももちろんその1人で。
支度をしようと、鞄を開けた。
「……。」
ピンクのリボンに、『跡部景吾様』のカード。
誰からか分からないプレゼントをもらうのも、彼にとっては日常のようで。
「またか」という、露骨な顔をした。
しかし、意外なほどに人の好意を無碍にすることはない跡部。
相手の名前も知らなければと、慣れた手つきでリボンを解いていく。
そして、包み紙もはぎ取られた小箱の、蓋を普通に開けた。
ヒュンズビシッ
ナイスヒット。
それ以外の言葉を、どうして言えるだろうか。
プレゼントの箱から飛び出してきたのは、『カエル』。
いや、正確に言うと、びっくり箱カエルバージョン。
リボンが付いていることから女の子だろう。
よく見ると、スカートをはいていて、可愛らしいのか気持ち悪いのか、軽くウィンクをしている。
しかも改造されているらしく、バネは強化され、勢いは市販品とは比べものにならない。
ヒットを食らった跡部の前頭葉は、心なしか赤く見える。
『『『『うっ、うわぁ(汗)』』』』
教室中の生徒が見守る中。
「フッ……。」
跡部は軽く笑い、壊れんばかりに箱を握りしめた。
そして次の瞬間、
「かっーーーー!!」
鬼のような形相でそう叫び、跡部はその箱を投げた。
しかしそれがいけなかった。
何せ改造されているカエル。
ビヨンビヨンと良い早さで教室中を跳ねまくり、教室中の生徒が「きゃー!!」と、逃げる羽目になった。
そして最終的に、
ビシッ
……跡部の後頭部に帰ってきた。
跡部はカエルちゃん(♀)に惚れられたようだ。
そこは流石と言っていいのだろうか……。
しかしたまらないのは、それを目撃した……。
いや、目撃させられた生徒達である。
ある意味不幸きわまりない。
他の生徒なら笑ってすませられるモノを、『あの』跡部景吾を笑い飛ばす強者は其処にいなかった。
『『『『わっ、笑えねぇ……。』』』』
冷や汗を流し、5°気温が下がった教室内。
この空気どうするよ?!と、全員が動くに動けない状態に陥った。
しかし、その空気を打破……いや、ぶち壊しやがった声…いや笑い声。
「ひゃはははははははは!!」
「くっ……はははは!」
バシバシと、教室の扉を叩く2人組。
ギギギ、とでも音が出そうな感じに、教室中の顔がそちらを向いた。
そんなことに気づいていないのか、気にしていないのか。
2人は尚も笑い続けた。
「はっ、腹痛いーー!!ケゴ様素敵ーー!!」
「なんや、理想的やなぁ?」
「普通はありえねぇけどなぁ!ミラクルーーー!!
「そっ、そこは跡部いうんか?」
「「最高ーーー!!」」
「ーーー!忍足ーーー!」
「きゃーー、ケゴが怒ったーーvv」
「ほな、逃げる?。」
「侑と一緒ならなんでもいいv」
「そりゃ光栄やな。」
「そこの2人待てーー!!」
「そんなに怒ったら巨大なカエルちゃんがケゴの唇奪いに来ちゃうぞv?」
「んなことあるかーーー!!」
「いやぁ、おもろすぎんで、。」
「いやいや、侑のおかげッス。改造の助言くれたんだし?」
「改造したんはやん。まぁ、お役に立ててなによりや。」
その日の氷帝には、2人の少年の笑い声と、1人の少年の怒りの声がこだましたそうな……。
〜AFTER TIME〜
「ケゴ、さっきはすまん。」
「たりめぇだ。」
「…やっぱ許してくん無い?」
「…もういい。」
「跡部、にはなんだかんだで甘いからなぁ。」
「ウルサイッ、宍戸!!」
「許してくれんの?サンキュ。…ああ、そうだ、これ預かってた。」
「手紙?」
「ああ、これ。」
ガサガサ…。
……。
…………………。
……プルプル。
「ーーーー!!!」
「あーはっははははは!!受け取ってやれよ、『愛』vv」
「今度こそはゆるさねぇ!待ちやがれ!」
「はっ、誰が待つか!!てか貴様が俺に勝てるのか?」
騒々しく2人が去った場所で、宍戸と忍足は、静寂の素晴らしさを実感していた。
数秒した後、跡部が落とした手紙を忍足が拾い、目を通した。
「……。」
「なんで跡部怒ってたんだ?又いつもの手紙だろ?」
「……。(プルプル)」
「忍足?」
「あかん。最高や!!」
「はっ?」
「宍戸、見てみぃ。」
「あ?」
拝啓 跡部景吾様。
突然のお手紙申し訳ございません。
御迷惑と思いながらも、この様な御手紙を送ってしまったこと、お許しください。
私はいつも貴方のこと見ていました。
貴方のことをお慕いしております。
よければおつき合いして頂きたいのです。
御返事はすぐでなくて結構です。
それでは 失礼致します。
榊 太郎(43)
「ありえねぇーーー!(爆笑)」
「ナイス人選やんなぁ!」
「跡部もそりゃ切れるって。」
「まぁ、時間の無駄や思うけどな。」
「アイツにゃ勝てねぇよ。」
「当たり前やん。」
「「なんやから(だからな)。」」
勝とうと思うのが、無謀な話。
* * * * *
キリ番33(2003/4/13)をふんだ我が友、牧羊犬からのリクエスト。
遅なってゴメーン。
意外とムズイぞ、このお題。
「おっしーと馬鹿騒ぎしてるドリーム」だそうで…。
おいおい、初っぱなお前からかよ…。
別に良いけど。
どうっすか?
これでいいかよ?
まぁ、こんなんで許せ。
拒否は認めないからな?(ニヤリ)
2003/5/7
* * * * *
〜お礼参り(違…!)〜
友人紫藤巧氏から強奪…もといいただきましたv
わーいありがとうございます♪
…難しい…?
うん、わざわざ難しそうなお題選んだから(悪)
えへへvv(満面の笑み/笑)
テニプリのドリームは最近面白いなーと思うのが
中々ないのですが(贅沢者)、巧氏のは面白いです(ほめ言葉…?)
いやー笑ろた笑ろた(笑)
そんな巧氏のサイトはこちら!
是非皆さんも爆笑してくださいませv
